東京都公立高等学校長協会

校長協会 会長挨拶

加 藤 瑞 樹 

この度、東京都公立高等学校長協会 会長に就任しました東京都立稔ヶ丘高等学校の加藤瑞樹です。よろしくお願いします。

本協会は、昭和33(1958)年に、学科別であった東京都立高等学校の校長会を統合して発足し、今年度66年目を迎えました。

令和6年度を迎え、新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着き、コロナ以前の教育活動を取り戻していることと思います。

また、令和6年4月には、「東京都教育ビジョン(第5次)」に基づく施策が展開され、「誰一人取り残さず、すべての子供が将来への希望を持って自ら伸び、育つ教育」を推進することになります。特に、教育のインクルージョンの推進、困難を抱える子供へのサポートの充実等の内容が強化され、都立高校等においては、引き続き、観点別学習状況の評価の検証と改善、大学入試改革への対応、また、働き方改革と教員の育成等、学校経営上の課題への解決が求められています。

これら喫緊の課題に対応・解決し、より良い教育を実現するためには、都公立高等学校等の校長が結集し、全国高等学校長協会と協働するとともに、各学校の現状を踏まえた問題提起を行い、現場に即した解決策が展開されるよう、東京都教育委員会との連携の強化を図っていくことが重要です。今後も会員の皆様の声に耳を傾け、情報収集し、協会役員、幹事の皆様と力を合わせて、目の前の課題を一つ一つ、良い方向に進められるよう、微力ではありますが、会長職を引き受けるからには最善を尽くして全うしていく所存であります。引き続き、御指導、御支援、御協力のほど、よろしくお願いいたします。